このページではMicrosoft Teamsについて解説しています。
Microsoft Teamsとは
Microsoft Teamsはマイクロソフト社が提供するプラットフォームで、
2017年3月に開始されました。
コミュニケーションや共同での作業が可能で、以下の機能を備えています。
・インターネットでのチャット(メッセージのやりとり)
・ビデオ動画での通話
・ファイルの保存・共有・編集
・Officeアプリの利用
Microsoft teamsはMicrosoft 365の法人向けサブスクリプション(月額課金サービス)に含まれています。
Microsoft Teamsでできること
チームの作成と共同作業
その名の通り「チームを作って共同での作業」が可能です。
Teamsを利用するには、まずメンバーを迎え、チームを作る必要があります。
新しいメンバーを追加するにはユーザーを招待します。
招待用のURLリンクの作成と送付を相手に送信することで、チームに参加者を迎えることができます。
また、教育目的として、教師と生徒の間でTeamsを利用することもできます。
チャネルとは?
Teamsの中には「チーム」と「チャネル」の二つの概念があります。
「チーム」が大きなグループ・部門だとしたら、「チャネル」はその中の作業単位や小グループに当たります。
病院の中で「薬剤部」をチームとすると、「病棟担当」「化学療法担当」「外来担当」がそれぞれの「チャネル」です。
チームの中で必要に応じてチャネルを作成すると、部門ごとのメッセージのやり取りや情報・ファイルの共有が効率よく行うことができるようになります。
Eメールを使わなくても「チャット」のシステムでより簡単にテキストメッセージやファイルをやり取りすることができます。
また、Teamsの中ではEvernoteやYoutube,天気予報、ニュースなど様々なアプリを利用することもできます。
メッセージの中にURLを貼り付けることで情報を共有することができます。
メッセージ機能である「メンション」の使い方についてはこちらの記事にまとめています。

通話
Teamsでは通話機能もあります。
ビデオ会議や音声通話などリアルタイムだけでなく、ボイスメッセージを残すこともできるので、後から確認することも可能です。
会議
会議を行うには、
・予約なしでその場で行う会議
・予約機能を使ってあらかじめスケジュールを組んで行うミーティング
があります。
Microsoft Teamsの無料版では予約を組んでの会議や、会議の録画・上限人数など一部の機能に制限があります。
Microsoft teamsでの会議を行う方法・使い方についてはこちらの記事にまとめています。


SkypeなどTeams以外のWEB会議・テレワークツールについてはこちらにまとめています。

教育
Microsoft Teamsは教育目的の利用も可能です。
Office365の機能を利用した教育目的の活用については公式サイトにてご確認ください。
アプリ
よく使うアプリやサービスを組み込むことができます。
また、自分でTeams向けのアプリを開発することもできます。
Microsoft Teamsの費用は?
Microsoft Teamsを利用するには「Microsoft 365」の法人向け契約が必要です。
プランは次の3種類の有料プラン
・Microsoft 365 Business Basic
・Microsoft 365 Business Standard
・Microsoft 365 Business Premium
Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | Microsoft 365 Business Premium |
¥540 | ¥1,360 | ¥2,180 |
各プラン内容の詳細な比較はページ下部に掲載しています。
目的や内容に合わせてお選びくださいね。
▼より詳しい情報やご契約のお手続きは公式サイトにてご確認いただけます。
公式サイトはこちらです。
【参考】
プランごとの内容比較一覧
※情報は2020年4月時点のものです。
内容は変更される恐れがあります。
最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | Microsoft 365 Business Premium | |
月額費用(1ユーザーあたり・税抜) | 540 | 1360 | 2180 |
Web とモバイル版の Office アプリ | 〇 | 〇 | 〇 |
Web 版の Word、Excel、PowerPoint、OneNote | 〇 | 〇 | |
常に最新版の Word、Excel、PowerPoint、OneNote (iOS/Android 用) を最大 5 台のモバイル デバイスと 5 台のタブレットで使用できます1 | 〇 | 〇 | 〇 |
リアルタイムの共同編集機能で複数のユーザーが同じドキュメントで同時に作業できます | 〇 | 〇 | 〇 |
メールと予定表 | 〇 | 〇 | 〇 |
メールのホスティングと 50 GB のメールボックス | 〇 | 〇 | 〇 |
独自のカスタム ドメイン名 (yourname@yourcompany.com) を使用できます | 〇 | 〇 | 〇 |
法人メールをモバイル デバイス、タブレット、デスクトップ、Web で利用できる Exchange | 〇 | 〇 | 〇 |
予定表の管理、会議が可能な時間の共有、会議のスケジューリング、アラームの受信ができます | 〇 | 〇 | 〇 |
共有の予定表を使用して、簡単に会議をスケジューリングし、招待に応じることができます | 〇 | 〇 | 〇 |
新規ユーザーのメールの設定、削除されたアカウントの復元、カスタム スクリプトの作成などを、どこからでも行うことができます | 〇 | 〇 | 〇 |
チームワークとコミュニケーション | 〇 | 〇 | 〇 |
最大 250 人のオンライン会議やビデオ通話を Microsoft Teams で開催できます2 | 〇 | 〇 | 〇 |
チームとのチャットをデスクトップでも外出先でも Microsoft Teams で行うことができます | 〇 | 〇 | 〇 |
Microsoft Teams を使用して、チームのチャット、会議、ファイル、アプリをすべてまとめて、1 つの場所から簡単につながって共同作業することができます | 〇 | 〇 | 〇 |
SharePoint を使用して、イントラネット全体にわたって情報、コンテンツ、ファイルを共有するためのチーム サイトを作成できます | 〇 | 〇 | 〇 |
ファイル ストレージと共有 | 〇 | 〇 | 〇 |
ファイルの保存と共有のための 1 TB の OneDrive ストレージ | 〇 | 〇 | 〇 |
ファイルで作業し、それを OneDrive または SharePoint に直接保存できます。変更内容は、同期されたデバイスに反映され、更新が行われます | 〇 | 〇 | 〇 |
アクセスまたはゲスト リンクを提供して、外部の連絡先とファイルを共有することができます | 〇 | 〇 | 〇 |
ドキュメントを安全に共有し、メールを送信できるので、適切な権限を持つユーザーのみが情報にアクセスできます | 〇 | 〇 | 〇 |
Windows PC または Mac およびモバイル デバイスでファイルにアクセスして同期することができます | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティとコンプライアンス | 〇 | 〇 | 〇 |
Exchange Online Protection を使用して、スパム、マルウェア、および既知の脅威からメールを保護できます | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティおよびプライバシーの 1,000 以上のコントロールにより、主要な国際、地域、業界固有の標準と使用条件を満たすことができます | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティ グループおよび独自の権限を使用して、自社のビジネス情報にいつ誰がアクセスできるかを制御できます | 〇 | 〇 | 〇 |
パスワード ポリシーを作成してユーザーのパスワードを指定の日数の経過後にリセットさせることができます。 | 〇 | 〇 | 〇 |
サポートと展開 | 〇 | 〇 | 〇 |
24 時間年中無休の電話/オンライン サポート | 〇 | 〇 | 〇 |
稼働率 99.9% を保証 | 〇 | 〇 | 〇 |
最大ユーザー数 | 300 | 300 | 300 |
商用利用権付きライセンス | 〇 | 〇 | 〇 |
Windows PC 用または Mac 用のデスクトップ版 Office アプリ | 〇 | 〇 | |
常に最新版の Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote のフル機能を Windows または Mac にインストールして使用できます (Access と Publisher は Windows PC のみ) | 〇 | 〇 | |
Office アプリをユーザー 1 人あたり最大 5 台の Windows PC または Mac にインストールできます1 | 〇 | 〇 | |
ビジネスの運営と管理のツール | 〇 | 〇 | |
スケジュールと毎日のタスクを計画するための Microsoft Teams | 〇 | ||
顧客が簡単に自分で予約を入れてスケジュールを管理できる Microsoft Bookings | 〇 | ||
高度な脅威対策 | |||
下の 7 テーブル行を展開するヘッダー内のクリックできるボタン | |||
Windows PC とモバイル デバイスの管理 | 〇 | ||
セキュリティの機能と設定を Windows 10 PC や iOS または Android® のモバイル デバイスに対して構成するための、使いやすいセットアップ ウィザードが用意されています | 〇 | ||
シンプルなコントロールを使用して Windows 10 PC に適用されるポリシーを管理できます | 〇 | ||
Windows 10 PC に Office アプリを自動的に展開できます | 〇 | ||
Office と Windows 10 の更新プログラムを自動的にインストールするように Windows PC を構成できます | 〇 |
コメント