いももちは、じゃがいもと片栗粉を合わせてこねて焼いた、もちもちとした食感が魅力の料理です。外はカリッと香ばしく、中はじゃがいものやさしい甘みとモチモチ感が広がる——シンプルな材料から生まれるとは思えないほど、食べると笑顔になれる一品です。
北海道で古くから親しまれてきた郷土料理ですが、少ない材料と電子レンジ&フライパンで手軽に作れるため、全国の家庭でも人気を集めています。チーズを包んだり、みたらしタレをかけたりとアレンジも自由自在です。
この記事では、初心者でも失敗しない基本のいももちレシピを工程ごとに丁寧に解説します。もちもちにならない原因・冷凍保存の方法・人気アレンジまで網羅しているので、はじめていももちを作る方もぜひ参考にしてください。
- ⏱ 準備:10分 / 加熱・成形:15分 / 焼き:10〜15分
- 👤 難易度:★☆☆(初心者でも安心)
- 🧂 材料:6つだけ
いももちとはどんな料理?

じゃがいもと片栗粉で作るもちもち料理
いももちは、ゆでてつぶしたじゃがいもに片栗粉を加えてよく練り、丸く成形してフライパンで焼いた料理です。片栗粉がじゃがいものでんぷんと混ざり合うことで、餅のようなもちもちとした食感が生まれます。名前の通り「いも(じゃがいも)」で作った「もち」で、米の餅とはまた違うやさしい風味と弾力が楽しめます。
北海道で親しまれる郷土料理
いももちは北海道を代表する郷土料理のひとつです。じゃがいもの一大産地である北海道では、古くからじゃがいもを使った料理が食卓に並んできました。いももちはそのじゃがいもを余さず活用する知恵から生まれた家庭料理で、農家の家庭を中心に長く受け継がれてきた郷土の味です。農林水産省の「うちの郷土料理」でも北海道の伝統料理として紹介されています。
地域によって材料や作り方が異なる
いももちは北海道全域で食べられていますが、地域や家庭によって材料や味付けが異なります。みたらし風の甘辛タレをかけるスタイル、しょうゆをつけてシンプルに食べるスタイル、バターで焼いて香ばしく仕上げるスタイルなど、さまざまなバリエーションがあります。
おやつにもおかずにも使いやすい理由
少ない材料で作れる
基本の材料はじゃがいも・片栗粉・水・塩・こしょう・サラダ油の6つだけ。特別な食材を用意する必要がなく、冷蔵庫にじゃがいもがあればすぐに作れます。
電子レンジとフライパンで手軽に作れる
じゃがいもは電子レンジで加熱するため、鍋でゆでる必要がありません。フライパンで焼くだけなので、調理道具も少なく後片付けも楽です。
味付けや具材を自由にアレンジできる
プレーンな生地はどんな味付けとも相性が良く、甘辛タレ・チーズ・バターしょうゆ・みそ汁の具など幅広くアレンジできます。子どものおやつからお酒のおつまみまで対応できる万能さが魅力です。
基本のいももちに必要な材料

| 材料 | 分量(8〜10個分) |
|---|---|
| じゃがいも | 400g(中2〜3個) |
| 片栗粉 | 大さじ4〜5(40〜50g) |
| 水 | 大さじ1〜2(生地の様子を見て調整) |
| 塩 | 小さじ1/3 |
| こしょう | 少々 |
| サラダ油 | 適量 |
じゃがいも
いももちの主役です。品種によってもちもち感やなめらかさが変わります。水分量が多いものは生地がまとまりにくい場合があるため、品種選びが仕上がりに影響します。
片栗粉
じゃがいもにもちもち感を与える最重要材料です。加える量が多いほどしっかりとした弾力が生まれます。少なすぎるともちもち感が出にくいため、分量通りに使うことが大切です。
水
生地がパサついてまとまらない場合に少量加えて調整します。じゃがいもの水分量によって不要な場合もあるため、生地の状態を見ながら調整しましょう。
塩
じゃがいもの甘みを引き立てます。少量加えるだけで全体の味が締まります。
こしょう
アクセントとして加えます。なくても作れますが、入れると風味に深みが出ます。
サラダ油
フライパンで焼く際に使います。バターに変えると風味が増し、青のりと合わせると磯の香りが楽しめます。
材料選びのポイント
じゃがいもは男爵いもが使いやすい
男爵いもはホクホク感が強くでんぷん質が多いため、つぶしやすくもちもち感が出やすい品種です。初めていももちを作る方は男爵いもから始めるのが最もおすすめです。
片栗粉でもちもち感を出す
小麦粉でも代用できますが、もちもち感は片栗粉のほうが格段に強く出ます。いももちらしい食感を楽しみたい場合は片栗粉を使いましょう。
水分量は生地のまとまりを見て調整する
じゃがいもの品種や状態によって水分量が異なります。生地をまとめてみて手にくっつかず成形できる状態が理想です。パサパサする場合は水を少量加え、ベタつく場合は片栗粉を足して調整します。
いももちに向いているじゃがいもの種類

男爵いもはホクホク感ともちもち感を出しやすい
男爵いもはでんぷん質が多くホクホクとした食感が特徴で、加熱するとほろりとくずれやすいためつぶしやすく、片栗粉と混ぜ合わせたときにもちもち感が出やすいです。いももち作りに最もよく使われる定番品種です。
メークインはなめらかに仕上がりやすい
メークインは水分が多めで粘りがある品種です。なめらかにつぶれやすく、滑らかな食感のいももちに仕上がります。生地がまとまりやすいという長所がありますが、水分が多いため生地がやわらかくなりすぎる場合があります。その場合は片栗粉を少し多めに加えて調整しましょう。
新じゃがを使う場合の注意点
新じゃがは水分が多くでんぷン質が少ないため、通常のじゃがいもよりも生地がまとまりにくいことがあります。使う場合は片栗粉を通常より多めに加えて様子を見ながら調整してください。
品種によって食感が変わる理由
じゃがいもの食感の違いは、でんぷんと水分の量の違いによるものです。でんぷん質が多い品種ほどホクホクとつぶれやすく、片栗粉のでんぷんと合わさってもちもち感が強く出ます。一方で水分が多い品種はなめらかさが出やすい反面、生地がやわらかくなりやすいという特性があります。
基本のいももちの作り方

手順1|じゃがいもの皮をむいて一口大に切る
じゃがいもをよく洗い、皮をむいて一口大(約3cm角程度)に切ります。均一な大きさに切ることで、電子レンジでの加熱が均一になります。
手順2|水にさらして表面のでんぷんを軽く落とす
切ったじゃがいもを水を張ったボウルに入れて5分ほどさらします。表面の余分なでんぷんを落とすことで、加熱後のじゃがいもがべたつきにくくなります。さらし終えたら水気をしっかり拭き取ります。
手順3|電子レンジでやわらかく加熱する
水気を拭き取ったじゃがいもを耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけて600Wで5〜7分加熱します。竹串がスッと通るくらいやわらかくなればOKです。加熱が足りない場合は1〜2分追加してください。
手順4|熱いうちにじゃがいもをつぶす
重要ポイント:じゃがいもは熱いうちにつぶすことがもちもち食感の鍵です。冷めるとつぶしにくくなり、粒が残ってなめらかに仕上がりません。マッシャーやフォーク、または厚手の袋に入れて手で押しつぶしましょう。できるだけ滑らかになるまでつぶします。
手順5|片栗粉・水・塩・こしょうを加える
つぶしたじゃがいもに片栗粉・塩・こしょうを加えます。じゃがいもの水分が少なく生地がパサつく場合は水を大さじ1ずつ加えて調整します。
手順6|なめらかになるまでしっかり練る
ゴムベラまたは手で全体をしっかりと練り合わせます。片栗粉がじゃがいもと均一に混ざり、生地全体がなめらかになってひとつにまとまるまで練ります。この練る工程がもちもち感を生む大切な工程です。
手順7|食べやすい大きさに丸める
生地を8〜10等分に分け、手で丸めます。1個あたり40〜50g程度が目安です。手に生地がくっつく場合は手を水で軽く濡らしてから丸めると扱いやすくなります。
手順8|平らな円形に成形する
丸めた生地を手のひらで軽く押して、直径7〜8cm・厚さ約1cmの円形に整えます。厚すぎると中まで火が通りにくくなるため、均一な薄さを意識しましょう。
手順9|フライパンで焼き色を付ける
フライパンにサラダ油を薄く引き、中火でいももちを並べます。1〜2分ほど動かさずに焼き、底面にきつね色の焼き色がついたら裏返します。
手順10|フタをして弱火でじっくり焼く
裏返したらフタをして弱火にし、さらに3〜4分じっくり焼きます。フタをすることで蒸し効果が生まれ、中まで火が通りやすくなります。両面に焼き色がついて竹串がスッと通れば完成です。
いももちの基本的な作り方については、macaroniのいももちレシピも参考になります。
いももちをもちもち食感に仕上げるコツ

じゃがいもは熱いうちにつぶす
じゃがいもが熱いうちは細胞が柔らかくほぐれやすい状態です。冷めてから行うとつぶしにくく粒が残りやすいため、加熱後はすぐに作業を始めましょう。
粒が残らないようになめらかにつぶす
じゃがいもの粒が残っていると、生地がまとまりにくく成形しづらくなります。また口当たりも悪くなるため、できるだけなめらかにつぶすことが大切です。
片栗粉を加えたらしっかり練る
片栗粉を加えたらただ混ぜるだけでなく、生地全体を力を入れてしっかり練ります。練ることで片栗粉のでんぷんとじゃがいものでんぷんが結びつき、もちもちとした粘りが生まれます。
生地がまとまりにくい場合は水を少しずつ足す
生地がパサついてひとまとまりにならない場合は、水を大さじ1ずつ加えて様子を見ます。一度に大量に加えるとやわらかくなりすぎるため、少量ずつ加えながら調整しましょう。
焼くときは弱火で中まで火を通す
強火で焼くと外側だけが焦げて中が生のままになりやすいです。表面に焼き色がついたら弱火にしてフタをし、じっくりと中まで火を通すことが、外カリッと中もちもちの理想の食感を作ります。
表面は香ばしく、中はもちもちに仕上げる
焼き上がりの目安は、表面がきつね色でカリッとして、竹串を刺してスッと通る状態です。表面をしっかり焼き固めてから弱火でじっくり中まで火を通す2段階の火加減がポイントです。
いももち作りでよくある失敗と原因
もちもちにならない
片栗粉が少ない
片栗粉が少ないと粘りが出ずぽそっとした食感になります。分量通り大さじ4〜5をしっかり加えましょう。まだ柔らかい生地に片栗粉を追加して練り直すことで改善できる場合があります。
練り方が足りない
混ぜるだけでは片栗粉のでんぷんが十分に活性化しません。生地全体がひとつにまとまり、引っ張ると少し伸びるくらいになるまでしっかり練ることが必要です。
じゃがいもが粗くつぶれている
粒が残った状態だと片栗粉が均一に混ざらず、もちもち感にムラが生じます。なめらかになるまでしっかりつぶしてから片栗粉を加えましょう。
生地がまとまらない
じゃがいもの水分が少ない
品種や季節によってじゃがいもの水分量が異なります。水分が少ないとパサつきがちになるため、水を少量ずつ加えて生地の状態を見ながら調整しましょう。
水を加えずに混ぜている
片栗粉は水分がないとじゃがいもと一体になりにくいです。生地がパサつく場合は水を大さじ1程度加えてみてください。
焼くと崩れる
生地がやわらかすぎる
水を加えすぎたり、じゃがいもの水分が多い品種を使ったりすると生地がやわらかくなりすぎます。片栗粉を足して調整するか、成形後に冷蔵庫で10〜15分冷やしてから焼くと崩れにくくなります。
成形後すぐに強火で焼いている
強火で急激に加熱すると生地の外側だけが固まり、内部が安定する前に崩れることがあります。中火で焼き色をつけてから弱火に切り替えるタイミングを意識しましょう。
中まで火が通らない
厚く成形しすぎている
厚さが2cm以上になると中心部まで熱が届きにくくなります。1〜1.5cmを目安に均一な薄さで成形しましょう。
弱火でじっくり焼いていない
中火のまま焼き続けると外側が焦げて中が生のままになります。裏返したらフタをして弱火でじっくり加熱することが中まで火を通す基本です。
いももちの冷凍保存方法
焼く前に冷凍する方法
成形後に1個ずつラップで包む
生地を成形したら1個ずつしっかりラップで包みます。くっついて取り出しにくくなるのを防ぎ、解凍時に均一に温まりやすくなります。
保存袋に入れて冷凍する
ラップで包んだいももちをジッパー付き保存袋にまとめて入れ、空気をしっかり抜いて冷凍します。乾燥を防ぐことが品質維持のポイントです。
食べる前に電子レンジで解凍して焼く
冷凍したままのいももちを600Wの電子レンジで1〜2分ほど解凍してから、フライパンで焼きます。完全に解凍しなくてもフライパンで焼けますが、焼き時間を少し長めにとりましょう。
焼いた後に冷凍する方法
粗熱を取ってから包む
焼き上がったいももちは粗熱を完全に取ってからラップで包みます。熱いままラップをすると蒸気がこもって食感が悪くなります。
食べるときは温め直す
冷凍したものは電子レンジで1〜2分加熱して解凍し、その後フライパンやトースターで軽く焼き直すと表面のカリッと感が戻ります。電子レンジだけで温めると少しやわらかめの食感になります。
冷凍保存期間の目安
約1か月を目安に食べきる
冷凍いももちの保存期間は約1か月が目安です。長期保存すると風味が落ちるため、早めに食べきることをおすすめします。
乾燥や冷凍焼けを防ぐ
ラップと保存袋の二重包装をしっかり行い、空気を抜いて保存することで乾燥や冷凍焼けを防げます。保存袋には冷凍した日付を書いておくと管理しやすいです。
チーズいももちの作り方
基本の生地にチーズを包む
基本のいももち生地を作ったら、1個分の生地を手のひらに広げます。中央にとろけるチーズ(スライスまたはシュレッドチーズ)を適量置き、生地で包み込みます。チーズは加熱すると溶けて量が減るため、少し多めに入れるとチーズ感を楽しめます。
チーズが出ないようにしっかり閉じる
包んだ後は生地の端をしっかりとつまんで閉じ、チーズが出てこないように念入りに密閉します。閉じ目を下にして成形すると、焼いているときに開きにくくなります。
弱火でじっくり焼いて中まで温める
チーズ入りは中のチーズをしっかり溶かすために、フタをして弱火でじっくり焼くことが大切です。強火で焼くと外側だけが焼けてチーズが溶け切らないことがあります。
とろけるチーズでおやつにもおつまみにも合う
割ったときにとろりと溶けたチーズが流れ出る瞬間が最大の魅力です。しょうゆを少量たらすとチーズの塩気とじゃがいもの甘みが引き立ち、おつまみとしても大人から子どもまで人気のアレンジです。やおよろず人では、チーズを使ったじゃがいも料理のアレンジレシピも多数紹介しています。
みたらしタレいももちの作り方
砂糖・しょうゆ・水・片栗粉でタレを作る
みたらしタレの材料は砂糖・しょうゆ・水・片栗粉とシンプルです。基本の配合は砂糖大さじ2・しょうゆ大さじ2・水大さじ3・片栗粉小さじ1です。好みに合わせて砂糖の量を増減して甘さを調整してください。
電子レンジで手軽にタレを加熱する
材料を耐熱容器に合わせてよく混ぜ、電子レンジ(600W)で1〜2分加熱します。加熱途中で一度取り出してかき混ぜ、とろみがついてツヤが出たら完成です。加熱しすぎると固まりすぎるため、様子を見ながら加熱してください。
焼いたいももちに甘辛いタレをかける
焼き上がったいももちをお皿に盛り、温かいみたらしタレをたっぷりかけます。タレが全体に絡まるように少し広げると食べやすくなります。お好みでごまを散らすと香ばしさがプラスされます。
和風のおやつとして楽しむ
みたらしタレのいももちは、和菓子感覚のおやつとして楽しめます。甘辛いタレとじゃがいものやさしい甘みが組み合わさった、ほっとするような味わいです。子どものおやつにも喜ばれます。
のりバターいももちの作り方
生地に青のりを混ぜる
基本の生地を作る際に、片栗粉と一緒に青のりを小さじ1〜2程度加えて練り込みます。全体に均一に混ざることで、磯の香りが生地全体に広がります。
サラダ油の代わりにバターで焼く
フライパンにサラダ油ではなくバターを溶かし、いももちを焼きます。バターの豊かな香りと青のりの風味が相まって、食欲をそそる磯の香ばしさが生まれます。
香ばしい風味を引き出す
バターは焦げやすいため、中火で焼き色をつけたら早めに弱火に切り替えます。バターが茶色くなる前に火を調整し、香ばしさを引き出しながら焼き上げましょう。仕上げに少量のしょうゆを回しかけるとバターしょうゆ風味になります。
おつまみやお弁当のおかずに活用する
のりバターいももちはビールやワインとの相性も良く、おつまみとして人気のアレンジです。お弁当のおかずとしても冷めても美味しく、持ち運びやすい点が便利です。
いももちの味噌汁アレンジ
成形したいももちを味噌汁の具材にする
基本の生地を成形したいももちを、焼かずにそのまま味噌汁の具材として使う北海道の伝統的なアレンジです。だし汁の中でいももちを煮ることで、外側がトロっとやわらかくなりながらも中はもちもちとした食感が楽しめます。
にんじんや大根などの野菜と合わせる
にんじん・大根・ごぼう・油揚げなど、根菜を中心とした具材と合わせると食べごたえのある汁物になります。いももちが具材と一緒に煮えることで、それぞれの風味が溶け合ってやさしい味わいになります。
だし汁で煮てから味噌を溶く
鍋にだし汁(かつおだし・昆布だし)と野菜を入れて先に火を通し、野菜が柔らかくなったらいももちを加えてさらに2〜3分煮ます。いももちに火が通ったら火を止めて味噌を溶き入れます。味噌を加えてから煮立てると風味が飛ぶため注意してください。
食べ応えのある汁物として楽しむ
いももち入り味噌汁はそれ一杯でお腹が満たされるほどの食べごたえがあります。寒い季節の朝食や、少し腹持ちのよい一品として活用できます。農林水産省の郷土料理紹介でも、北海道のいももちとして汁物アレンジが紹介されています。
いももちのおいしい食べ方
焼きたてをそのまま食べる
何もつけずに食べると、じゃがいもの自然な甘みと塩気のやさしいシンプルな味わいが楽しめます。素材の風味を一番感じられる食べ方で、作りたての香ばしさが格別です。
しょうゆをつけて食べる
シンプルにしょうゆをちょっとつけるだけで、じゃがいもの甘みとしょうゆの塩気が合わさって格段においしくなります。最もシンプルで、北海道の家庭でよく食べられる食べ方です。
バターしょうゆで香ばしく仕上げる
焼き上がったいももちにバターをのせてしょうゆを少量かけると、バターの芳醇な香りとしょうゆの旨みが合わさった香ばしい一品になります。大人から子どもまで幅広く人気の組み合わせです。
甘辛いタレをからめる
砂糖・しょうゆ・みりんで作った甘辛タレをからめると、焼き鳥のたれのような和風の甘辛味を楽しめます。ご飯のおかずとしても相性抜群です。
チーズやのりでアレンジする
とろけるチーズを包んだチーズいももち、青のりをまぶしたのりバターいももちなど、具材を変えるだけで全く違う個性が生まれます。好みの具材やトッピングを試してみましょう。
朝食・おやつ・お弁当・おつまみに使う
プレーンなものは子どもの朝食やおやつに、チーズ入りやのりバター風味はお弁当のおかずやおつまみにと、シーンに合わせて使い分けられる万能さがいももちの魅力です。
いももちに関するよくある質問
いももちはどこの郷土料理ですか?
いももちは北海道の郷土料理です。じゃがいもの産地として知られる北海道で古くから家庭料理として親しまれてきました。農林水産省の「うちの郷土料理」データベースでも、北海道の伝統的な料理として紹介されています。地域や家庭によって味付けや形が異なるバリエーションが各地に残っています。
いももちに使うじゃがいもは何がおすすめですか?
でんぷん質が多くホクホクとした男爵いもが最もおすすめです。つぶしやすくもちもち感が出やすいため、初めて作る方は男爵いもから始めるのが安心です。なめらかな食感が好みの方はメークインを使うとなめらかに仕上がります。
片栗粉の代わりに小麦粉で作れますか?
作れますが、食感が大きく変わります。小麦粉を使うとサクッとした食感に近くなり、もちもち感は片栗粉ほど出ません。いももちらしいもちもちとした弾力を楽しみたい場合は、片栗粉を使うことを強くおすすめします。
いももちがもちもちにならない原因は何ですか?
主な原因は「片栗粉の量が少ない」「練り方が足りない」「じゃがいもを粗くつぶしている」の3つです。片栗粉を規定量しっかり加え、生地がひとまとまりになって引っ張ると少し伸びるくらいまでよく練ることが大切です。詳しい作り方についてはcottaのいももちレシピ解説も参考になります。
いももちは冷凍できますか?
はい、冷凍保存できます。1個ずつラップで包んで保存袋に入れて冷凍し、約1か月を目安に食べきりましょう。焼く前と焼いた後のどちらでも冷凍可能です。
いももちは焼く前と焼いた後のどちらで冷凍するのがよいですか?
焼く前の冷凍がおすすめです。食べる際に解凍してから焼くことで、揚げたてに近いカリッとした食感が楽しめます。焼いた後でも冷凍できますが、解凍時にフライパンで焼き直すひと手間が必要です。いももちの保存についてはクラシルのいももちレシピも参考になります。
いももちをお弁当に入れてもよいですか?
はい、お弁当のおかずとしても活用できます。のりバターいももちやチーズいももちは冷めても美味しく、食べごたえもあるためお弁当向きです。汁気が出ないため詰めやすいのも利点です。当日の朝に焼いたものをそのまま詰めるか、前日に焼いて冷凍しておいたものを解凍して詰めると便利です。
いももちを手作りしてじゃがいもをおいしく楽しもう
成功のポイントはしっかりつぶしてよく練ること
いももち作りで最も大切なのは「熱いうちになめらかにつぶすこと」と「片栗粉を加えてしっかり練ること」の2点です。この2つを丁寧に行うことで、もちもちとした弾力のある理想のいももちに仕上がります。じゃがいもが熱いうちに素早く作業することを意識しましょう。
弱火でじっくり焼くともちもち食感に仕上がる
外側に焼き色をつけてから弱火にしてフタをするという2段階の焼き方が、外カリッと中もちもちの食感を生み出します。急いで強火で焼こうとせず、じっくり時間をかけることが美しい仕上がりへの近道です。
チーズやみたらしなど好みのアレンジで楽しむ
基本のいももちをマスターしたら、チーズ入り・みたらしタレ・のりバター・味噌汁と、好みや気分でアレンジを楽しみましょう。シンプルな材料だからこそアレンジの幅が広く、作るたびに新しい発見があります。じゃがいもが余ったときの活用レシピとしても、ぜひ手作りいももちを楽しんでみてください。