マカロンは、パティスリーのショーケースで目を引く華やかなフランス菓子です。カラフルな見た目と、外はサクッと中はしっとりとした独特の食感は、一度食べたら忘れられない魅力があります。
一方で「マカロンは難しい」という声もよく聞きます。メレンゲの状態、マカロナージュの見極め、乾燥時間、焼成温度——それぞれのポイントを丁寧に押さえることが、成功への近道です。
この記事では、初心者でも失敗しにくい基本のマカロンレシピを、工程ごとに詳しく解説します。よくある失敗の原因と対処法、ガナッシュの作り方、保存方法まで網羅しているので、はじめてマカロンに挑戦する方もぜひ参考にしてください。
- ⏱ 準備:30分 / 乾燥:30〜60分 / 焼成:12〜15分
- 👤 難易度:★★★(丁寧に工程を踏めば初心者も挑戦できます)
- 🧂 材料:コック5つ / ガナッシュ3つ
マカロンとはどんなお菓子?

マカロンの基本的な特徴
マカロンは、卵白・砂糖・アーモンドパウダーを主材料とした焼き菓子(コック)2枚の間に、クリームやガナッシュをサンドしたお菓子です。外側はパリッとした薄い殻、中はしっとりもちっとした食感の二層構造が特徴で、口の中でとろけるような食べ心地が楽しめます。
マカロン・パリジャンとは
現在広く知られているカラフルなマカロンは、正式にはマカロン・パリジャンと呼ばれます。フランス・パリで生まれたスタイルで、細かく砕いたアーモンドを使った滑らかな生地と、鮮やかな発色が特徴です。イタリア式やスイス式などいくつかの製法がありますが、家庭で作る場合はフレンチ式メレンゲを使うレシピが最もポピュラーです。
見た目が華やかでギフトにも人気の理由
マカロンはカラーバリエーションが豊富で、並べるだけで絵になる華やかさが魅力です。小さくて軽いため箱詰めしやすく、バレンタインやホワイトデー、誕生日など特別なシーンのギフトとして人気があります。手作りならではの色や風味のアレンジも、プレゼントとしての特別感を高めてくれます。
手作りマカロンが難しいといわれる理由
メレンゲの状態で仕上がりが変わる
マカロンのコック(生地)の土台はメレンゲです。泡立てが足りないと生地がべたつき、泡立てすぎると生地が固くなりすぎてひびが入りやすくなります。適切な状態のメレンゲを作ることが、成功の第一歩です。
マカロナージュの見極めが必要
粉類とメレンゲを合わせる「マカロナージュ」という工程では、混ぜる回数と生地のかたさを見極める必要があります。混ぜ不足でも混ぜすぎでも失敗につながるため、初心者が最もつまずきやすい工程のひとつです。
乾燥や焼成温度の影響を受けやすい
絞った生地は焼く前に表面を乾燥させる必要があります。乾燥が不十分だとひびが入り、温度が高すぎると焦げや焼きむらが起きます。家庭のオーブンは機種によって癖があるため、温度と時間の調整も大切なポイントです。
基本のマカロンレシピに必要な材料

マカロンコックの材料
| 材料 | 分量(直径4cm・約20枚分) |
|---|---|
| 卵白 | 60g(約2個分) |
| グラニュー糖 | 40g |
| 粉糖 | 100g |
| アーモンドパウダー | 60g |
| 食用色素 | 少量(お好みで) |
卵白
マカロンのメレンゲを作る主材料です。新鮮すぎる卵白よりも、数日冷蔵庫で置いた「古い卵白」のほうが泡立ちやすく安定したメレンゲになります。時間に余裕があれば、1〜2日前に卵白を分けて冷蔵庫で保存しておくのがおすすめです。
グラニュー糖
メレンゲに加えて気泡を安定させます。クセのないグラニュー糖がマカロンには最適です。粒が細かいものほど溶けやすく、なめらかなメレンゲに仕上がります。
粉糖
コックの甘みと滑らかさをつくる材料です。コーンスターチが含まれていない純粉糖を使うと、生地がよりきめ細かく仕上がります。湿気で固まりやすいため、使う直前に必ずふるってください。
アーモンドパウダー
マカロン特有の風味としっとり感の源です。粒子が細かいほど表面が滑らかに仕上がります。粗いものを使う場合は、フードプロセッサーで細かくしてからふるうと良いでしょう。
食用色素
マカロンのカラフルな発色を出すために使います。ジェルタイプが発色が良く、生地の水分バランスを崩しにくいためおすすめです。粉タイプも使えますが、液体タイプは水分が多くメレンゲが崩れる原因になることがあるため注意が必要です。
ガナッシュの材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ホワイトチョコレート | 100g |
| 生クリーム | 50ml |
| 水あめ | 小さじ1 |
ホワイトチョコレート
ガナッシュのベースになります。製菓用のものを使うとなめらかに溶けやすく扱いやすいです。板チョコでも代用できますが、砂糖や乳成分の配合が異なるため固まり具合が変わることがあります。
生クリーム
チョコレートと合わせることで、なめらかでクリーミーなガナッシュになります。乳脂肪分35〜40%のものが扱いやすくおすすめです。
水あめ
ガナッシュに加えることで、なめらかさと艶が増し、乾燥しにくくなります。少量でも仕上がりに差が出るため、ぜひ用意しておきましょう。ない場合は省いても作れますが、食感がやや硬くなることがあります。
材料選びで失敗を防ぐポイント
アーモンドパウダーと粉糖は細かいものを使う
粒子が粗いと表面がざらっとして、きれいな仕上がりになりません。購入時はできるだけ細粒タイプを選び、使う前に必ずふるいにかけましょう。
卵白は冷やして使う
冷たい卵白のほうが気泡が細かく安定したメレンゲになります。冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態で泡立てるのがポイントです。
チョコレートは溶けやすい状態にしておく
ガナッシュを作る際は、チョコレートを細かく刻んでおくと湯せんで均一に溶けやすくなります。大きい塊のまま使うと溶け残りの原因になります。
マカロン作りの下準備

マカロンは下準備の丁寧さが仕上がりを大きく左右します。焦らず順番通りに準備を整えましょう。
卵白を冷やしておく
卵白は前日から冷蔵庫で保存しておくのが理想です。当日使う場合も、使う直前まで冷蔵庫に入れておきます。
粉糖とアーモンドパウダーをふるう
粉糖とアーモンドパウダーを合わせてふるいにかけ、粗い粒を取り除きます。ここで丁寧にふるっておくことが、表面を滑らかに仕上げる大切な工程です。粗い粒は捨てずに再度フードプロセッサーで細かくしてから使えます。
絞り袋と丸口金を用意する
口金は直径1cm程度の丸口金を使います。絞り袋に口金をセットし、袋を折り返してコップなどに立てておくと生地を入れやすくなります。
天板にシートやガイドを準備する
天板にシルパット(シリコンマット)またはオーブンシートを敷きます。均一なサイズに絞れるよう、シートの裏に直径4cmの円を描いたガイドペーパーを敷いておくと便利です。焼く前にガイドペーパーは取り除きます。
オーブンをしっかり予熱する
マカロンは焼成温度が非常に重要です。生地を絞り終わる30分前にはオーブンの予熱をスタートさせておきましょう。
ボウルやハンドミキサーを清潔にする
重要ポイント:メレンゲを作るボウルとミキサーの羽根は、油分・水分が一切残っていない状態にする必要があります。キッチンペーパーにレモン汁や酢を少量含ませて拭いておくと確実です。わずかな油分でもメレンゲが立たなくなるため、徹底した清潔さが必要です。
基本のマカロンコックの作り方

手順1|卵白を泡立てる
冷やしておいた卵白をボウルに入れ、ハンドミキサーの低速で泡立て始めます。最初は大きな気泡が出ますが、全体が白っぽくなってきたら次の工程へ移ります。
手順2|グラニュー糖を数回に分けて加える
グラニュー糖を3回に分けて加えます。1回目は卵白が白くなったタイミング、2回目はかさが増してきたタイミング、3回目は形がうっすらついてきたタイミングが目安です。一度に全量加えると気泡が壊れて失敗しやすくなるため、必ず分けて加えましょう。
手順3|ツノが立つまでメレンゲを作る
砂糖を全て加えたら、中〜高速で泡立てます。ミキサーを持ち上げたときにツノがピンと立ち、ボウルを逆さにしても落ちない状態がベストです。ツヤがあってきめ細かい状態を目指してください。
手順4|食用色素を加えて色を整える
お好みの色素を爪楊枝の先などに少量取り、メレンゲに加えて均一に混ぜます。焼くと色が少し薄くなるため、理想より少し濃いめに色づけしておくのがポイントです。
手順5|粉類を加えてやさしく混ぜる
ふるっておいた粉糖とアーモンドパウダーを一度に加え、ゴムベラでやさしく混ぜ始めます。粉が見えなくなったら、次のマカロナージュの工程に移ります。
手順6|マカロナージュで生地の状態を調整する
ゴムベラでボウルの底をすくい上げ、壁面に生地を広げるようにして混ぜます。これがマカロナージュです。生地がゆっくりリボン状に落ちるようになれば完成です。詳しくは後述の「マカロナージュの見極め方」も参考にしてください。
手順7|絞り袋に入れて丸く絞る
生地を絞り袋に入れ、ガイドに合わせて均一なサイズで丸く絞ります。絞り袋は天板に対して垂直に持ち、中心から外側へ広がるように一定の圧で絞りましょう。
手順8|気泡をつぶして表面を整える
絞り終わったら天板の底を数回トントンと打ちつけて、気泡を取り除きます。表面に残った小さな気泡は、爪楊枝でそっとつぶすと滑らかになります。
手順9|表面を乾燥させる
室温で30〜60分置き、表面を乾燥させます。指でそっと触れて生地がつかなくなれば乾燥完了のサインです。湿度が高い日は乾燥に時間がかかるため、余裕を持って確認しましょう。
手順10|低めの温度で焼き上げる
140〜150℃に予熱したオーブンで12〜15分焼きます。焼成中に下部にピエ(フリル状の縁)が出てきたら成功のサインです。焼き上がったら天板ごと冷ましてからシートをはがします。
マカロン作りの詳しい工程については、製菓材料専門店cottaのマカロン解説記事も参考になります。
ホワイトチョコレートガナッシュの作り方
手順1|ホワイトチョコレートを湯せんで溶かす
細かく刻んだホワイトチョコレートをボウルに入れ、50〜55℃のお湯で湯せんしながらゆっくり溶かします。注意: 高温すぎると分離するため、お湯の温度を上げすぎないよう注意してください。
手順2|生クリームと水あめを温める
小鍋に生クリームと水あめを入れ、沸騰直前まで温めます。沸騰させると生クリームが分離しやすくなるため、ふつふつとしてきたら火を止めましょう。
手順3|チョコレートと合わせてなめらかにする
溶かしたチョコレートに温めた生クリームを少量ずつ加え、中心から外側へゆっくり混ぜます。全体が均一になってツヤが出ればガナッシュの完成です。
手順4|絞りやすいかたさまで冷やす
ガナッシュをラップで密着して包み、冷蔵庫で1〜2時間冷やします。絞り袋で絞れる程度のかたさ(マヨネーズより少し固め)になったら使い頃です。
手順5|マカロンコックにガナッシュをサンドする
コックの裏面中心にガナッシュを絞り、もう一枚のコックでそっと挟みます。押しつけすぎず、コックの端までガナッシュが広がる程度の量が目安です。
マカロンを失敗しないためのメレンゲ作りのコツ
器具に油分や水分を残さない
ボウル・ミキサーの羽根・ゴムベラすべてに油分や水分が残っていないかを確認します。使う前にキッチンペーパーでしっかり拭き上げる習慣をつけましょう。
卵白に卵黄を混ぜない
卵白を分けるとき、卵黄が少しでも混入するとメレンゲが立ちにくくなります。卵を割るときは慎重に、もし混入した場合はその卵白は使わずに別の卵を使いましょう。
卵白をしっかり冷やす
冷たい卵白は気泡が細かく均一になり、安定したメレンゲが作りやすいです。夏場など室温が高い場合は、ボウルをひと回り大きい氷水入りのボウルに重ねながら泡立てると効果的です。
砂糖を一度に加えず分けて入れる
グラニュー糖を3回に分けて加えることで、気泡が安定しながら徐々に砂糖が溶け込み、きめ細かいメレンゲになります。一度に加えると気泡がつぶれやすくなります。
ツヤのあるきめ細かいメレンゲを目指す
完成したメレンゲはツヤがあり、ピンとしたツノが立つ状態が理想です。表面がマットに見えたり、ぼそぼそとした質感になっている場合は泡立てすぎの可能性があります。
泡立てすぎや泡立て不足に注意する
泡立て不足だと生地がだれてコックが広がりすぎ、泡立てすぎると生地が固くなりひびが入りやすくなります。ツノがピンと立った瞬間を見逃さず、そのタイミングで止めることが重要です。
マカロナージュの見極め方
マカロナージュとは
マカロナージュとは、粉類とメレンゲを合わせた後に行う「生地調整の混ぜ作業」のことです。ゴムベラでボウルの底から生地をすくい、側面に広げるようにして混ぜることでメレンゲの気泡を適度に潰し、絞りやすいかたさに調整します。マカロンの成否を分ける最も重要な工程のひとつです。
不足している状態の特徴
生地がぼそっと切れて落ちる
ゴムベラで生地を持ち上げたとき、ぼそっとちぎれるように落ちる場合はマカロナージュが足りていません。まだ気泡が多く残っている状態です。
絞ったあとに角が残りやすい
絞り袋で天板に絞ったとき、表面に角が残って自然になじまない場合も混ぜが足りないサインです。
ちょうどよい状態の特徴
ゆっくりリボン状に落ちる
ゴムベラで持ち上げた生地がゆっくりとリボンのように途切れずに落ちる状態が、マカロナージュの完成です。
絞ったあと自然に表面がなじむ
天板に絞った生地が、10〜20秒ほどで自然に表面がなだらかになれば適切な状態です。このなめらかな表面が、焼き上がりの美しい仕上がりにつながります。
やりすぎた状態の特徴
生地がさらさら流れる
ゴムベラから生地が水のようにさらさらと流れ落ちる場合は混ぜすぎです。気泡が壊れすぎた状態で、この状態からは元に戻せません。
焼いたときに形が崩れやすい
混ぜすぎた生地を絞ると横に広がり、丸い形を保てなくなります。焼いても平べったく仕上がり、ピエも出にくくなります。
重要ポイント:マカロナージュは「足りないより少し少なめ」で止めるほうが安全です。不足している場合は追加で混ぜられますが、混ぜすぎた場合は取り返しがつきません。
マカロンの乾燥と焼成のポイント
表面を触れるくらいまで乾燥させる
絞った生地は室温で30〜60分乾燥させます。指先でそっと触れたとき、生地がつかずにさらりとした膜が張っていれば乾燥完了です。この膜が、焼成中にピエを押し出す力になります。
乾燥不足で起こりやすい失敗
表面が割れる
乾燥が不十分な状態でオーブンに入れると、焼成中に生地が急膨張して表面が割れてしまいます。「もう少し待てばよかった」と感じたら、5〜10分追加で乾燥させてから焼きましょう。
ピエが出にくい
乾燥が足りないと表面の膜が形成されず、膨張のエネルギーが横に逃げてしまいます。その結果、特徴的なピエ(フリル状の縁)が出ない仕上がりになります。
オーブンを十分に予熱する
家庭用オーブンはドアを開け閉めするたびに温度が下がりやすいです。設定温度に達してからさらに10〜15分余熱することで、庫内全体が安定した温度になります。
焼成温度を高くしすぎない
140〜150℃が家庭でのマカロン焼成の目安温度です。高温すぎると表面が焦げ、内部が生焼けになるなど仕上がりに影響が出ます。注意: オーブンの種類によって実際の温度に差があります。初回は様子を見ながら温度を調整してください。
焼き時間は家庭のオーブンに合わせて調整する
目安は12〜15分ですが、オーブンの機種によって異なります。焼き上がりの目安は、コックをシートから優しくはがしてきれいに取れる状態です。はがれにくい場合は追加で1〜2分焼いて確認しましょう。
マカロンでよくある失敗と原因
マカロン作りでよく起こる失敗には、必ず原因があります。次回の参考になるよう整理しておきましょう。
| 失敗の症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 表面が割れる | 乾燥不足・焼成温度が高い | 乾燥時間を延ばす・温度を下げる |
| ピエが出ない | 乾燥不足・メレンゲが弱い・温度が低い | 乾燥をしっかり確認・温度を上げる |
| 空洞ができる | マカロナージュが足りない・焼きすぎ | マカロナージュを追加・時間を短縮 |
| 生地が広がりすぎる | マカロナージュのやりすぎ・メレンゲが弱い | 混ぜる回数を減らす・メレンゲをしっかり立てる |
| 焼き色がつきすぎる | 温度が高い・焼き時間が長い | 温度を下げる・時間を短くする |
| シートからはがれない | 焼き不足・冷めていない | 追加で焼く・完全に冷ましてからはがす |
| ガナッシュがゆるすぎる | 生クリームが多い・冷やしが足りない | 冷蔵時間を延ばす・チョコを追加して調整 |
よくある失敗のQ&Aについては、cottaのマカロンQ&Aも参考になります。
マカロンをおいしく仕上げる保存と食べごろ
完成後は冷蔵庫で休ませる
サンドしたマカロンはすぐに食べるよりも、冷蔵庫で一晩休ませてから食べるのがおすすめです。この工程を「マチュレ」と呼び、ガナッシュの水分がコックに移ることで全体がなじみ、食感が格段によくなります。
ガナッシュとコックをなじませる
サンドしてすぐのマカロンはコックが固くガナッシュと分離した食感ですが、一晩おくと境界が溶け合い、外はほんのりサクッと中はしっとりとした本来のマカロンの食感になります。
食べる少し前に冷蔵庫から出す
冷蔵庫から出してすぐは固めに感じることがあります。食べる10〜15分前に室温に戻しておくと、より滑らかでなめらかな食感が楽しめます。
冷蔵保存する場合の注意点
マカロンは香りを吸収しやすいため、密閉容器に入れて保存しましょう。においの強い食材と一緒に入れないよう注意してください。冷蔵での保存期間は3〜5日が目安です。
プレゼントにする場合の保存方法
プレゼントとして渡す場合は、密閉できるギフトボックスや箱に入れて冷蔵保管が基本です。持ち運ぶ際は保冷剤を添えて、なるべく当日〜翌日中に食べてもらえるよう一言添えると親切です。
マカロンのアレンジアイデア
色を変えて華やかに仕上げる
食用色素の種類を変えるだけで、印象が大きく変わります。パステルカラーを数色用意して並べると、プレゼントとしても映えるカラフルなマカロンに仕上がります。
チョコレートガナッシュをサンドする
ホワイトチョコの代わりにダークチョコレートやミルクチョコレートでガナッシュを作ると、リッチで深みのある風味になります。コーヒーやラム酒を少量加えるのも人気のアレンジです。
フルーツ風味のクリームを合わせる
ガナッシュにフランボワーズピューレやパッションフルーツを加えると、華やかな香りとほどよい酸味がプラスされます。コックの色と合わせてコーディネートするとより完成度が上がります。
アイシングやチョコペンでデコレーションする
焼き上がったコックの表面に、チョコペンやアイシングで模様を描くとオリジナリティが増します。ハートやラインを引くだけで見た目がぐっと華やかになります。
季節イベント向けにアレンジする
バレンタイン
赤やピンクのコックにチョコレートガナッシュを合わせたハート型アレンジが人気です。ストロベリー風味のガナッシュとの相性も抜群です。
ホワイトデー
白やパステルイエローのコックにホワイトチョコガナッシュを合わせた上品な配色が定番。バニラやレモン風味を加えると爽やかな仕上がりになります。
誕生日
誕生日カラーに合わせた色で作り、複数色を並べてギフトボックスに詰めると特別感が増します。コックにアイシングでメッセージを書いても喜ばれます。
クリスマス
赤と緑のコックを組み合わせて、ミントクリームやクランベリー風味のガナッシュをサンドするとクリスマスらしい仕上がりに。金色の食用パールをトッピングするとより華やかになります。
マカロンのアレンジアイデアやカラーバリエーションについては、やおよろず人でもさまざまなお菓子作りのヒントを紹介しています。
マカロンレシピに関するよくある質問
マカロンは初心者でも作れますか?
工程のポイントさえ押さえれば、初心者でも作れます。メレンゲの立て方、マカロナージュの見極め、乾燥と焼成温度の3点を丁寧に確認することが成功への近道です。初回は失敗しても原因を振り返ることで、次回は格段に上達します。まずは少量から試してみましょう。
マカロンにピエが出ない原因は何ですか?
主な原因は「乾燥不足」「メレンゲが弱い」「オーブン温度が低い」の3つです。表面の乾燥が不十分だと膨張エネルギーが分散してピエが出にくくなります。乾燥時間を延ばし、オーブン温度を5〜10℃上げてみましょう。詳しいピエの出し方については、クラシルのマカロン解説も参考になります。
マカロンの表面が割れるのはなぜですか?
表面が割れる主な原因は「乾燥不足」と「焼成温度が高すぎること」です。乾燥が足りないまま焼くと表面の膜が弱く、急な膨張に耐えられずひびが入ります。乾燥時間をしっかり取り、温度を140〜150℃に保つことで改善できます。
マカロナージュはどのくらい行えばよいですか?
回数の目安は30〜50回程度ですが、回数より「生地の状態」で判断することが大切です。ゴムベラで持ち上げたときにゆっくりリボン状に落ち、絞ったあとに自然になじめば完成です。混ぜすぎは取り返しがつかないため、少し足りないかな?というタイミングで止めて様子を見るのが安全です。
マカロンは乾燥させないと焼けませんか?
乾燥は非常に重要な工程で、省くと表面が割れたりピエが出なかったりする原因になります。ただし乾燥しやすい環境(低湿度・風通しの良い場所)では30分以内で完了することもあります。指で触れて生地がつかない状態を必ず確認してから焼くようにしましょう。
マカロンは作った当日より翌日のほうがおいしいですか?
はい、一般的に翌日のほうがおいしく食べられます。ガナッシュの水分がコックに移ってなじみ、全体がしっとりとした理想の食感になるためです。この「マチュレ」の工程は、プロのパティシエも大切にする工程のひとつです。セブンプレミアムのマカロン解説でも、翌日の食べごろについての情報が紹介されています。
基本のマカロンレシピを覚えて手作りを楽しもう
成功のポイントはメレンゲとマカロナージュ
マカロン作りで最も大切なのは、メレンゲの状態とマカロナージュの見極めです。この2つを丁寧に行うことで、コックの形・ピエの出方・食感がすべて安定します。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度感覚をつかめば繰り返し作るうちに上達していきます。
乾燥と焼成温度を丁寧に確認する
乾燥が完了しているか指で確認すること、オーブンをしっかり予熱すること——この2つのひと手間が仕上がりを大きく左右します。焦らず丁寧に工程を踏むことが、美しいマカロンへの近道です。
好みの色やクリームでアレンジを広げる
基本のレシピをマスターしたら、色・フレーバー・デコレーションをアレンジしてオリジナルのマカロンを楽しみましょう。季節やシーンに合わせてカスタマイズできるのが、手作りマカロンの最大の魅力です。大切な人へのギフトとしても、きっと喜ばれるはずです。