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ご教授いただければ幸いです・ご教授くださいの意味/使い方/英語

意味 類語 例文 英語 仕事術
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今回は「ご教授いただければ幸いです」「ご教授ください」の意味と使い方、例文を解説します。
仕事や学校、対人関係のやり取りなどで使う
「ご教授」の意味、使い方、例文、類語と英語での例文について解説します。

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ご教授いただければ幸いですの意味

ご教授いただければ幸いですの意味は
「教えてください」
です。
敬語表現なので目上の人に使う場合の言葉です。

似た言い方として
「教えていただけますと幸いです」
があります。

教授の意味

教授の意味は三省堂大辞林によると

『学問・技芸を伝え教えること』

です。

勉強や技術、芸事などの教えを授けることを「教授する」といいます。
また、大学などの教育機関で、専門の学問や技能を教える上位の職位置を「教授」といいます。

ご教授の意味

「ご(御)」は敬意を表す接頭語です。

名詞の前に「ご(御)」をつけると、次の二つの意味が現れます。
1.相手や第三者に対する敬意
2.それが相手のもの、相手に関するものであること。

つまり、それが相手のものであること、相手に敬意をしめすことの二つの意味があります。
「ご教授」ということは
「あなたから教えてもらうこと」
という意味です。

ご教授いただくの意味

つぎに「いただく」の意味です。
「いただく」は
「お…いただく」や「御(ご)…いただく」の形で使う場合
『他人にその動作や行為をしてもらう』という意味になります。
つまり、ご教授いただくは「相手から教えてもらう」という意味です。

ご教授いただければの意味

ここでいただけ「れば」となっている意味です。

「いただければ」は、「いただく」という動詞(カ行下一段活用)の仮定形である「いただけれ」に、接続助詞の「ば」が付いた形です。
「ば」は動詞の仮定形と接続して「順接の仮定条件」を表します。
まだ起こっていない事柄を仮定し、それを条件として表す言い方です。
~ならば、~であれば、という使い方をします。
「いただければ」は「いただく=してもらう」+「のであれば」という意味です。

ご教授いただければ幸いですの意味

「幸いです」は「そうしてくれれば嬉しい、ありがたい」
という意味の謙譲表現です。
似た言い方に「幸いでございます、幸いに存じます」などがあります。

以上で、全体として
「あなたから教えてもらえるとありがたいです」という敬語表現になります。

ご教授くださいの意味

また、ほぼ同じ表現で「ご教授ください」という言い方があります。
ここでの「ください」の意味を解説します。

「ください」は、それ自体を動詞として使うと
「(何かものを)ください」と相手に事や物をお願いして要求する意味があります。
英語での”give me.”に当たります。

一方、今回のように動作を表す漢語に「ご(御)」の付いた形や、
動詞の連用形に「て(で)」の付いた形などに付くと
文法的には「補助動詞」という使い方をします。
この場合の意味は、相手に何らかの動作をすることを請い求める意味を表します

「ほしい」「ちょうだい」と同じ意味です。
「どうぞご着席ください」
「ぜひご検討ください」
「アンケートを記入して書いてください」
などと同様の意味になります。
英語で言うと”please~.”の意味になります。

全体として

「ご教授ください」は
「教えてください」の敬語表現です。

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ご教授いただくの例文

ご教示いただければ幸いです 使い方

ご教授いただく・ご教授いただければ幸いですの使い方

ご教授は相手が目上で、かつ内容が高度・専門的な内容の場合に使います。
教えを「授ける(さずける)」レベルの内容です。

・(困っている専門性の高い問題に関して)ご教授いただければ幸いです。
・~につきご教授ください。
・ご多忙の折、大変恐縮ですがよろしくご教授ください。
・ご教授いただきました内容に基づき、当初の手法を見直すことといたしました。

一方、次のような場合は「ご教授」とするにはややオーバーです。

×「ご名前をご教授ください」
×「お誕生日をご教授いただけませんか?」
○「お名前を教えてください。」
より丁寧な言い方として
◎「お名前を教えていただけませんか?」
◎「恐れ入りますが、お客様のお名前を教えていただけませんか?」
「ご教授」までの高度な内容でなければ
「教えていただけますと幸いです」
が良いでしょう。

例:パソコンや機械の簡単・初歩的な使い方がわからず、上司や先輩に質問するとき
「○○というソフトの××の設定方法がわかりません。教えていただけますでしょうか。」
「コピー機で部数ごとに印刷する方法がわかりません。お忙しい中恐れ入りますが、教えてもらえるとありがたいです。」

ご教授いただければ幸いですの英語

「教えてください」の丁寧な英語表現として

“I would appreciate it if you could give me advice on~.”
“I would appreciate it if you could give me instruction on~.”
” Is it possible to have your advice on~?”
“Could you give me your advice on~?”
Could you possibly tell me…?
I’d really appreciate it if you could…

という言い方があります。
“Please tell me (show me~).”という言い方ですと、ちょっと図々しい・押し付けるような雰囲気が出てしまいますので
could,wouldやPlease let me know ~.
といった言い方ですと丁寧さが伝わります。
さらに、wouldの方が上司など目上の人に使う場合に、
同僚など親しい相手であればcouldや、場合によってはcan you でも。

相手の説明が高度すぎてわからないときに聞き返すには

I didn’t fully understand [~]. Could you please explain that again?

目の前でフォームに住所や氏名などを記入してもらう場合は

Can you please fill out this form?

といった表現が便利です。

まとめ

ご教授いただければ幸いです、ご教示くださいの意味や使い方、英語表現を解説しました。

ご参考になれば幸いです。

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