今回はエクセルで日数を計算する方法を解説します。
基準日から特定の日付までを算出することができるので、たとえば生まれてからの日数やサービスを開始してからの経過期間などを算出することができます。
エクセル日数カウント方法
日付の引き算をする
エクセル日数カウントで最も基本的な方法は、終了日から開始日を引くことです。
作業手順:
まず開始日をセルA1に入力します(例:2024-01-01)。
次に終了日をセルB1に入力します(例:2024-01-10)。
そして空のセル(例えばC1)に以下の数式を入力します:
=B1 – A1
そしてEnterキーを押します。
これで、C1セルに日数(この例では9日)が表示されます。
この場合、初日を含んでいないことに注意してください。
DAYS関数を利用する方法
DAYS関数は、2つの日付の間の日数を簡単に計算するために使用されます。
DAYS関数の構文は
DAYS(end_date, start_date)で、それぞれ
end_date: 終了日を指定します。
start_date: 開始日を指定します。
使用例:
開始日をセルA1に入力します(例:2024-01-01)。
終了日をセルB1に入力します(例:2024-01-10)。
空のセル(例えばC1)に以下の数式を入力します:
=DAYS(B1, A1)
Enterキーを押します。
これで、C1セルに開始日から終了日までの日数(この例では9日)が表示されます。
DATEDIF関数を使用して日数をカウントする方法
DATEDIF関数を使用することでも、2つの日付の間の日数を計算できます。
使用手順
開始日をセルA1に入力します(例:2024-01-01)。
終了日をセルB1に入力します(例:2024-01-10)。
空のセル(例えばC1)に以下の数式を入力します:
=DATEDIF(A1, B1, “d”)
そしてEnterキーを押します。
これで、C1セルに日数(この例では9日)が表示されます。
これらの方法を使用することで、開始日と終了日から日数を算出することができます。
NETWORKDAYS関数を使用して土日を除く営業日をカウント
土日を除いた平日の営業日の日数を計算するには、NETWORKDAYS関数を使用します。
作業手順:
開始日をセルA1に入力します(例:2024-01-01)。
終了日をセルB1に入力します(例:2024-01-10)。
空のセル(例えばC1)に以下の数式を入力します:
=NETWORKDAYS(A1, B1)
そしてEnterキーを押します。
これで、C1セルに土日を除いた平日の日数が表示されます。
ただし、このままでは祝日も月曜日~金曜日であれば営業日としてカウントされてしまいます。
祝日や指定の日を除外したい場合は以下のように記載します。
NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祭日])
[祭日]には、国民の祝日や変動休日など、稼働日数の計算から除外する日付のリストを指定します。
除外したい日付をセルに入力します。
エクセル 日数計算 初日を含む計算方法
引き算やDATEDIF関数、DAYS関数で日数を求めると初日を含まない日数となります。
初日を含んだ日数にするためには、算出された数に1を足す必要があります。
エクセルで日数を計算する方法
経過月数・年数を計算する方法
経過月数を計算するにはDATEDIF関数でdのかわりにm(月数)やy(年数)を使用します。
先ほどの例で
=DATEDIF(A1, B1, “m”)
や
=DATEDIF(A1, B1, “y”)
と入力することで、経過月数や年数を算出することができます。
ただしこの場合も、『完全に経過した期間』を算出することに注意して下さい。
※Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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