チュロスは、外はカリッと中はふんわり、シナモンシュガーの香りが食欲をそそる揚げ菓子です。テーマパークや映画館で食べたあの味を、自宅でも再現できたら最高ですよね。
実は材料も工程もシンプルで、ポイントさえ押さえれば初心者でも揚げたてのチュロスが作れます。ただし「生地がゆるくなった」「揚げているときに破裂した」といった失敗も多いスイーツです。
この記事では、初心者でも失敗しない基本のチュロスレシピを工程ごとに丁寧に解説します。星口金を使う理由・よくある失敗の原因・アレンジアイデア・保存方法まで網羅しているので、はじめてチュロスを作る方もぜひ参考にしてください。
- ⏱ 準備:15分 / 生地作り:20分 / 揚げ:15〜20分
- 👤 難易度:★★☆(ポイントを押さえれば初心者OK)
- 🧂 材料:8つ(生地)+ シナモンシュガー2つ
チュロスは自宅でも手軽に作れる人気スイーツ

チュロスの基本的な特徴
チュロスは、シュー生地に似た生地を星口金で絞り出し、油で揚げた棒状の揚げ菓子です。外側はカリッとしてシナモンシュガーがまぶされており、中はふわもちっとした食感が楽しめます。揚げたてにしか味わえないサクサク感が、このスイーツ最大の魅力です。
スペイン発祥といわれる揚げ菓子
チュロスはスペインやポルトガルを発祥とする揚げ菓子で、スペインでは朝食にチョコレートソースをつけて食べる習慣があります。その後、中南米やアメリカに広まり、テーマパークのフードとして世界的に有名になりました。日本ではシナモンシュガーをまぶすスタイルが定番として定着しています。
テーマパークや映画館で人気の理由
チュロスが行楽地で人気なのは、片手で食べられる手軽さと、揚げたての香ばしい香りが人を引きつける力にあります。シナモンの甘い香りと熱々の揚げたてを楽しめるという体験そのものが、チュロスの魅力を高めています。
手作りチュロスの魅力
揚げたてを楽しめる
チュロスは揚げたてが最もおいしく、時間が経つにつれてサクサク感が失われます。自宅で作れば、揚げたてのカリカリ食感をその場で楽しめます。
好みの長さや形にできる
ショートサイズにしてひと口チュロスにしたり、長めに絞ってテーマパーク風にしたり、ハート型やリング型に成形したりと、自分好みのスタイルで楽しめます。
トッピングを自由に変えられる
定番のシナモンシュガー以外に、チョコレートがけ・抹茶パウダー・キャラメルソースなど、好みのトッピングにアレンジできるのも手作りならではの楽しみです。
基本のチュロス作りに必要な材料

チュロス生地の材料
| 材料 | 分量(12〜15本分) |
|---|---|
| 水 | 200ml |
| 無塩バター | 40g |
| グラニュー糖 | 大さじ1(10g) |
| 塩 | ひとつまみ(約1g) |
| 薄力粉 | 80g |
| 強力粉 | 40g |
| 卵(Lサイズ) | 2個 |
| 揚げ油 | 適量 |
トッピングシュガーの材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| グラニュー糖 | 50g |
| シナモンパウダー | 小さじ1〜1.5 |
水
生地のベースになります。水を沸騰させてバターと合わせることで、粉に均一に火が通ります。常温の水を使います。
無塩バター
生地にコクと風味を加えます。有塩バターで代用する場合は塩を省いて調整してください。使う直前まで冷蔵庫に入れておき、小さくカットしてから使うと溶けやすくなります。
グラニュー糖
生地にわずかな甘みを加えます。多すぎると焦げやすくなるため、ひかえめな量が基本です。
塩
甘みを引き立て、生地全体の味に締まりを出します。少量でも風味への影響が大きいため、省かずに入れましょう。
薄力粉
生地の柔らかさとふんわりとした食感を作ります。強力粉と組み合わせることでバランスのよい食感になります。
強力粉
グルテン量が多く、生地に弾力と形状維持力を与えます。強力粉を加えることで絞り出した形がキープしやすくなり、揚げているときに形が崩れにくくなります。
卵
生地のつなぎとなり、揚げたときのふんわり感を生み出します。常温に戻しておくことで生地に均一に混ざりやすくなります。
揚げ油
サラダ油やキャノーラ油など、クセのない植物油が向いています。ごま油など香りの強い油は風味が変わるため避けましょう。
材料選びで仕上がりが変わるポイント
薄力粉と強力粉を組み合わせる
薄力粉だけだと生地が柔らかくなりすぎて絞りにくく、揚げているときに形が崩れやすくなります。強力粉を加えることで生地に適度な弾力が生まれ、星口金で絞り出した形をしっかりキープできます。
卵は常温に戻して使う
冷たい卵を熱い生地に加えると温度差で生地が固まりやすくなり、均一に混ざりにくくなります。使う30分前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。
シナモンの量は好みで調整する
シナモンが苦手な方はグラニュー糖だけでもOKです。逆にシナモンが好きな方は量を増やして、よりスパイシーな風味を楽しめます。
チュロス作りに必要な道具

| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 鍋(片手鍋) | 生地を作る |
| ホイッパー(泡立て器) | 粉を加えた後に混ぜる |
| ゴムベラ | 卵を混ぜ込む・生地をまとめる |
| 絞り袋 | 生地を絞り出す |
| 星口金(8〜10切り) | チュロスらしい形を作る |
| ベーキングシート | 絞り出した生地を乗せる |
| 揚げ物用の鍋またはフライパン | チュロスを揚げる |
| 温度計 | 油の温度管理 |
| 油切り用のバット | 揚げたチュロスの油を切る |
鍋
小〜中サイズの片手鍋が扱いやすいです。生地を練る工程があるため、ある程度深さのあるものを選びましょう。
ホイッパー
粉を一気に加えた直後に素早く混ぜる際に使います。ダマを防いで均一に混ぜるのに効果的です。
ゴムベラ
卵を加えて混ぜ込む工程や、生地を絞り袋に移す際に使います。耐熱性のゴムベラを選ぶと熱い生地を扱う際も安心です。
絞り袋
使い捨てタイプが衛生的で後片付けも楽です。生地が硬めのため、厚手のものを選ぶと破れにくく安心です。
星口金
チュロス作りで最も重要な道具のひとつです。8〜10切りの星口金を使うとチュロスらしいギザギザの形に仕上がります。詳しくは後述の「チュロスに星口金を使う理由」で解説します。
ベーキングシート
絞り出した生地を一時的に置いておくためのシートです。油に入れる際にシートごとそっと沈めると形が崩れにくくなります。
揚げ物用の鍋またはフライパン
深めの鍋を使うと油はねが少なく安全です。チュロスの長さに合わせて、鍋の直径も確認しておきましょう。
温度計
油の温度管理に必須の道具です。目視だけでは温度の判断が難しいため、揚げ物用の温度計を用意すると失敗が格段に減ります。
油切り用のバット
揚げたチュロスを立てかけて油を切るためのバットとアミを用意しておきます。キッチンペーパーを敷いておくと油の吸収がよくなります。
チュロスの下準備

バターを小さくカットする
無塩バターを1cm角程度に小さくカットしておきます。小さく切ることで水に入れたときに素早く均一に溶けます。
粉類を合わせてふるう
薄力粉と強力粉を合わせてふるいにかけておきます。ふるっておくことでダマができにくく、熱い液体に加えたときに素早く均一に混ぜられます。
卵を常温に戻して溶きほぐす
冷蔵庫から出した卵を30分程度室温に置いて常温に戻し、よく溶きほぐしておきます。冷たいままだと生地に混ざりにくいため、必ず常温に戻してから使いましょう。
絞り袋に星口金をセットする
絞り袋の先端を切り、星口金を奥までしっかりセットします。袋を折り返してコップなどに立てておくと、生地を入れやすくなります。
ベーキングシートをカットする
チュロスの長さに合わせてベーキングシートを10〜12cm程度の長方形にカットしておきます。1枚に1本ずつ絞り出すと油に入れる際に扱いやすくなります。
シナモンシュガーを作っておく
グラニュー糖とシナモンパウダーを混ぜ合わせ、バットや浅めのボウルに広げておきます。揚げたてのチュロスをすぐにまぶせるよう、揚げる前に用意しておきましょう。
揚げ油を用意する
揚げ物用の鍋にサラダ油を入れます。チュロスが浮かぶ程度の油量(深さ3〜4cm程度)が目安です。
基本のチュロスの作り方

手順1|鍋に水・バター・砂糖・塩を入れる
片手鍋に水・カットしたバター・グラニュー糖・塩を入れます。この段階では混ぜずにそのまま中火にかけます。
手順2|しっかり沸騰させる
バターが完全に溶けて全体がしっかり沸騰するまで加熱します。重要ポイント:ぐつぐつと大きな泡が立つまで沸騰させてください。沸騰が足りないと粉に均一に火が通らず、生地がうまく仕上がりません。
手順3|粉類を一気に加えて混ぜる
火を止め、ふるっておいた粉類を一気に加えます。すぐにホイッパーで素早く混ぜ、粉のダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせます。
手順4|生地がひとまとまりになるまで加熱する
再び中火にかけ、ゴムベラで鍋底に生地を押しつけるようにしながら混ぜ続けます。生地がひとまとまりになり、鍋底に薄い膜(でんぷん質の層)がつくようになったら火を止めます。この加熱工程が生地の水分を飛ばし、カリッとした食感につながります。
手順5|生地をボウルに移す
熱い生地をすぐにボウルに移し、ゴムベラで広げるようにして粗熱を取ります。少し冷ましてから卵を加えることで、卵が固まるのを防げます。触ってほんのり温かい程度(約60℃以下)が目安です。
手順6|卵を数回に分けて加える
溶いた卵を3〜4回に分けて少しずつ加えます。一度に全量加えると生地がゆるくなりすぎる原因になるため、必ず少量ずつ様子を見ながら加えましょう。加えるたびにゴムベラでしっかり混ぜてから次の卵を加えます。
手順7|なめらかな生地になるまで混ぜる
ゴムベラでゆっくり混ぜ続け、生地全体がツヤっとなめらかになれば完成です。生地をベラで持ち上げてゆっくり落ちるようなかたさが理想です。卵の量は生地のかたさを見ながら調整し、ゆるくなりすぎたら卵を足さずにそのまま使います。
手順8|温かいうちに絞り袋へ入れる
生地が温かいうちに星口金をセットした絞り袋に入れます。冷めると生地が硬くなって絞りにくくなるため、手早く移しましょう。
手順9|ベーキングシートの上に絞る
カットしたベーキングシートの上に10〜12cm程度の長さに絞り出します。まっすぐ均一な太さになるよう、一定の力で絞るのがコツです。絞り終わりはハサミで切ると形がきれいに整います。
手順10|170℃の油で揚げる
油を170℃に温め、ベーキングシートごとそっと油に入れます。シートはすぐに離れるため、菜箸でそっと取り除きます。1回に揚げる本数を入れすぎると油の温度が下がるため、2〜3本ずつ揚げるのがおすすめです。
手順11|きつね色になったら油を切る
途中で一度裏返し、全体がきつね色になったら油切り用のバットに取り出します。揚げ時間の目安は片面2〜3分程度ですが、色と音(シュワシュワからカリカリに変わる)で確認しましょう。
手順12|温かいうちにシナモンシュガーをまぶす
揚げたてのチュロスをすぐにシナモンシュガーのバットに入れ、全体にまんべんなくまぶします。熱いうちに行うことで砂糖がしっかりくっつきます。
チュロスの基本的な生地の作り方については、macaroniのチュロスレシピも参考になります。
チュロスを上手に揚げるコツ
生地は温かいうちに絞る
チュロス生地は冷めると硬くなり絞り袋から出しにくくなります。生地を作ったらできるだけ早く絞り袋に移し、温かいうちに絞り出しましょう。
ベーキングシートの上に絞って形を整える
直接油に絞り込むと形が崩れやすくなります。ベーキングシートの上にあらかじめ絞っておき、形を整えてから油に入れると美しい仕上がりになります。
油に入れるときは形を崩さない
ベーキングシートごとそっと油に滑り込ませ、シートが自然に離れてから菜箸で取り除きます。無理に形を動かすと曲がってしまうため、しばらくそのまま待ちましょう。
油の温度を170℃前後に保つ
170℃が基本の揚げ温度です。温度が高すぎると外側だけが焦げて中が生焼けになり、低すぎると油を吸いすぎてべたついた仕上がりになります。温度計で常に確認しながら揚げましょう。
途中で裏返して均一に揚げる
チュロスが浮かんできてある程度形が固まったら、菜箸でそっと裏返します。両面を均一に揚げることで、全体がきれいなきつね色に仕上がります。
揚げすぎによるかたさを防ぐ
揚げすぎると外側が固くなりすぎ、食感が悪くなります。きつね色になった時点ですぐに取り出すことが、ふんわりカリッとした食感を保つポイントです。
チュロスに星口金を使う理由
チュロスらしいギザギザの形になる
星口金を使うことで、チュロス特有のギザギザとした断面が生まれます。このギザギザがチュロスのビジュアルを作り出しており、シナモンシュガーが溝にしっかりとどまりやすくなるという実用的な役割も果たしています。
表面がカリッと仕上がりやすい
ギザギザの形は表面積が大きいため、油との接触面積が増えてカリッと揚がりやすくなります。丸口金よりもサクサクした食感を作りやすいのが星口金の特徴です。
生地内部の空気を逃がしやすい
生地を絞り出すときに、星口金の溝から余分な空気が逃げやすくなります。生地に空気の塊が残ると揚げているときに膨張して破裂の原因になるため、空気を逃がせる星口金が安全面でも優れています。
揚げている途中の破裂を防ぎやすい
チュロスが油の中で破裂する主な原因のひとつは、生地内部に閉じ込められた空気や水分が熱で膨張することです。星口金のギザギザ形状は蒸気の逃げ道を作りやすく、破裂のリスクを軽減します。
安全に作るためにも星口金が重要
丸口金では空気の逃げ道が少なくなる
丸口金で作ると生地の断面が滑らかで空気や蒸気の逃げ道が少なくなります。内部に閉じ込められた気体が急膨張すると、揚げ中に生地が破裂して油が飛び散るリスクが高まります。
油はねややけどのリスクを避ける
重要ポイント:チュロスを安全に作るためにも、星口金を必ず使うことを強くおすすめします。星口金を使うことで破裂リスクが下がり、油はねによるやけどを防ぐことにもつながります。
チュロス作りでよくある失敗と原因
生地がゆるくなる
卵を一度に入れすぎている
卵を一気に加えると生地が一度にゆるくなり、調整が難しくなります。必ず少量ずつ3〜4回に分けて加え、そのつど生地のかたさを確認しながら加えましょう。
生地の加熱が足りない
水分が十分に飛びきっていない状態で卵を加えると、生地全体の水分量が多くなりゆるくなります。鍋底に薄い膜がつくまでしっかり加熱してから卵を加えましょう。
生地がかたくて絞りにくい
卵の量が少ない
卵が不足すると生地が硬くなりすぎて絞り袋から出しにくくなります。生地のかたさを確認しながら、溶き卵を少しずつ足して調整しましょう。
生地が冷めすぎている
生地は冷めると固くなります。絞り出す前に生地が冷めてしまった場合は、絞り袋ごと手で少し温めるか、鍋に戻してやさしく温め直してから使いましょう。
揚げている途中で形が崩れる
油に入れるときに曲がっている
シートごと油に入れる際に斜めになると、そのまま曲がった形で固まります。シートを水平に保ちながらそっと油に入れましょう。
生地をシートに押し付けすぎている
絞り出す際にシートに強く押しつけると、形が崩れやすくなります。シートから少し浮かせるように軽く絞り出すイメージが大切です。
チュロスが破裂する
星口金を使っていない
丸口金や切り口だけの絞り袋を使うと空気の逃げ道がなくなり、破裂リスクが高まります。必ず星口金を使いましょう。
生地に空気が入りすぎている
生地を絞り袋に入れる際に空気が入ると、揚げているときに膨張して破裂します。袋に生地を入れたら、口を閉じてから生地を押し出すように空気を抜いておきましょう。
油の温度が高すぎる
180℃以上の高温では生地内部が急激に膨張して破裂しやすくなります。温度計で必ず170℃前後を維持してください。
仕上がりが油っぽい
油の温度が低い
160℃以下の低温で揚げると、油を吸いすぎてべたついた仕上がりになります。必ず170℃に温まってから生地を入れましょう。
揚げ時間が長くなっている
1度に多くの本数を入れすぎると油の温度が下がり、揚げ時間が長くなって油っぽくなります。2〜3本ずつ揚げることで温度をキープしやすくなります。
チュロスの失敗しない揚げ方については、cottaのチュロス解説記事も参考になります。
チュロスのおすすめトッピング
定番のシナモンシュガー
グラニュー糖とシナモンパウダーを合わせた定番のトッピングです。揚げたてのチュロスにまぶすと砂糖が溶けてなじみ、チュロスのあの懐かしい味わいが完成します。シナモンの量はお好みで調整できます。
グラニュー糖のみでシンプルに仕上げる
シナモンが苦手な方や子どもには、グラニュー糖だけでまぶすシンプルスタイルもおすすめです。チュロス生地本来の甘みと香ばしさが際立ちます。
チョコレートをかける
溶かしたチョコレートをかけたり、ディップとして添えたりするスタイルは本場スペイン流でもあります。ビターチョコレートとの組み合わせが特に人気です。
キャラメルソースを合わせる
甘みの深いキャラメルソースをつけながら食べるのも絶品です。市販のキャラメルソースを活用すれば手軽に楽しめます。
粉糖をふる
粉糖をふりかけるだけでカフェ風のおしゃれな見た目になります。粉糖は揚げたてよりも少し冷ましてからふると、溶けずにきれいに仕上がります。
アイスクリームを添える
熱々のチュロスに冷たいバニラアイスを添えるのは、テーマパーク風の贅沢な食べ方です。温度差のコントラストが楽しめます。
チュロスのアレンジアイデア
長さを変えて食べやすくする
5〜6cmのショートサイズに絞れば、ひと口チュロスとしてパーティーや子どものおやつにぴったりのサイズになります。揚げ時間も短くて済むため、初心者にも扱いやすいサイズです。
ハート型や文字型に絞る
ベーキングシートの上に生地を絞りながらハート型やアルファベットの形を作れます。バレンタインや誕生日などのイベントシーンで喜ばれるアレンジです。形が崩れやすいため、生地が少し冷めた状態で行うと成形しやすくなります。
動物モチーフにする
子どもと一緒に楽しむなら、うさぎや猫などの動物シルエットをシートに描いてその上に生地を絞るアイデアも人気です。冷めてから目をチョコペンで描くと完成度が上がります。
チョコチュロスにする
シナモンシュガーの代わりに、揚げたてのチュロスにチョコレートソースをかけ、さらにアーモンドスライスやカラースプレーをまぶすとデコレーションチュロスになります。
抹茶風味にする
シナモンシュガーに抹茶パウダーを加えてまぶすと和風テイストのチュロスに。抹茶の苦みがチュロスの甘みと絶妙にマッチします。
ココア風味にする
粉糖にコーヒーパウダーやすみれや生地にて味を変えるか、シナモンシュガーにカカオパウダーを加えてまぶすとリッチなチョコ風味に仕上がります。
パーティー向けに小さめサイズで作る
5cm前後の小さなサイズを大量に作り、コーンカップに立てて並べると見た目が映えるパーティーフードになります。複数のソースを小皿に並べてディップスタイルで提供するのも人気です。
チュロスのアレンジアイデアはやおよろず人でも季節のスイーツレシピを多数紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
チュロスを安全に作るための注意点
熱い油の扱いに注意する
揚げ物の油は170℃以上の高温です。油がはねると重篤なやけどを負う危険があります。作業中は必ず長袖を着用し、顔を油から離して作業しましょう。
生地を油に入れるときは道具を使う
手でシートを持って直接油に入れようとすると、油が手に跳ねる危険があります。菜箸やシリコントングを使ってシートを持ち、なるべく低い位置からそっと滑り込ませましょう。
油はねを防ぐため水分を入れない
注意: 生地や道具に水分が残っていると、油に入れた瞬間に激しく油がはねます。生地のシートや菜箸に水分がついていないか必ず確認してから使いましょう。
子どもと作る場合は揚げる工程を大人が担当する
子どもと一緒にチュロスを作る場合、生地作り・絞り出しまでは子どもが参加できますが、揚げる工程は必ず大人が担当してください。揚げ油の近くには子どもを近づけないようにしましょう。
星口金を使って破裂リスクを減らす
前述の通り、星口金を使うことが安全に作るための基本です。丸口金や口金なしで作ることは避け、必ず星口金を準備してから作業しましょう。
揚げたては熱いため少し冷まして食べる
揚げたてのチュロスは内部が非常に高温になっています。特に子どもには、2〜3分冷ましてから渡すようにしましょう。シナモンシュガーをまぶした後に少し置くと食べやすい温度になります。
チュロスの保存方法と温め直し方
できたてを食べるのが一番おいしい
チュロスは揚げたてのカリカリ食感が最大の魅力です。時間が経つにつれて湿気を吸って柔らかくなるため、できる限り揚げたてをすぐに食べることをおすすめします。
常温保存する場合の注意点
当日中であれば常温で保存できますが、密閉容器には入れず、ペーパーを敷いたバットに並べて空気が通る状態で置きましょう。密閉すると湿気でしなしなになります。翌日以降は品質が大きく落ちるため、常温での翌日保存は避けましょう。
冷凍保存する場合の方法
1本ずつラップで包む
完全に冷ましたチュロスを1本ずつしっかりラップで包みます。くっついて取り出しにくくなるのを防ぐためです。
保存袋に入れて乾燥を防ぐ
ラップで包んだチュロスをジッパー付き保存袋にまとめて入れ、空気をしっかり抜いて冷凍します。保存期間は2〜3週間が目安です。
温め直す方法
トースターでカリッと温める
1000Wのトースターで3〜4分加熱します。外側が再びカリッとして揚げたてに近い食感が復活します。焦げやすい場合はアルミホイルをふんわりかけて加熱しましょう。
オーブンで温める
180℃に予熱したオーブンで5〜8分温めます。均一に温まるため、複数本まとめて温め直すのに向いています。
電子レンジは食感がやわらかくなりやすい
注意: 電子レンジで温めると水分が閉じ込められてしなっとした食感になりやすく、チュロス本来のカリカリ感が失われます。急ぐ場合は短時間で様子を見ながら加熱し、その後トースターで軽く焼くと食感が改善します。
チュロスの保存と温め直しについては、共立食品のチュロスレシピページも参考になります。
チュロスの作り方に関するよくある質問
チュロスは星口金なしでも作れますか?
技術的には作れますが、安全面から星口金の使用を強くおすすめします。星口金なしで丸く絞ると生地内部の空気が逃げにくくなり、揚げているときに破裂して油が飛び散る危険があります。星口金は100円ショップや製菓材料店でも購入できるため、ぜひ用意してから作りましょう。
チュロスの生地がゆるいときはどうすればよいですか?
卵を加えすぎて生地がゆるくなった場合は残念ながら元に戻すことは難しいです。次回は卵を少量ずつ加えながらかたさを確認することが大切です。ゆるくなった生地はそのまま使うと形が崩れやすいため、絞った後に冷蔵庫で10〜15分冷やしてから揚げるとある程度形を保ちやすくなります。
チュロスはオーブンでも作れますか?
焼くことは可能ですが、揚げたときとは食感が大きく異なります。オーブンで焼くとカリカリ感が出にくく、やや硬い食感になります。190〜200℃で15〜20分焼く方法がありますが、揚げたてのサクサク感を楽しみたい場合は揚げる方法がおすすめです。オーブンでの作り方についてはぐるなびdressingのチュロス記事も参考になります。
薄力粉だけでチュロスは作れますか?
作れますが、仕上がりに違いが出ます。薄力粉だけだとグルテンが少なく生地が柔らかくなりすぎるため、絞り出した形が崩れやすくなります。強力粉との組み合わせが生地の弾力と形状維持力を高めるため、可能であれば両方を使うことをおすすめします。
チュロスが破裂する原因は何ですか?
主な原因は「星口金を使っていない」「生地に空気が入りすぎている」「油の温度が高すぎる」の3つです。星口金を使い、生地を絞り袋に入れる際に空気をしっかり抜き、油温を170℃前後に保つことで破裂リスクを大幅に下げられます。
チュロスは作り置きできますか?
揚げ済みのチュロスは冷凍保存で2〜3週間保存できます。ただし食感は落ちるため、できれば食べる直前に揚げるのが一番です。生地だけを作り置きする場合は、絞り袋に入れた状態でラップをかけ冷蔵庫で当日中に使いきりましょう。
チュロスの作り方を覚えて揚げたてのおいしさを楽しもう
成功のポイントは生地作りと油の温度管理
チュロス成功の2大ポイントは「生地作り」と「油の温度管理」です。卵は少量ずつ加えて生地のかたさを見極め、油は常に170℃前後をキープすること——この2つを守るだけで、カリッとふわっとした理想のチュロスに仕上がります。
星口金を使って安全にカリッと仕上げる
星口金はチュロスらしい形を作るだけでなく、安全に揚げるためにも欠かせない道具です。破裂リスクを下げ、表面がカリッと仕上がりやすくなる——見た目・食感・安全のすべてにおいて星口金を使う価値があります。
トッピングや形を変えて手作りチュロスを楽しむ
基本のシナモンシュガーをマスターしたら、チョコレートがけ・抹茶風味・ハート型など好みのアレンジを楽しみましょう。揚げたてを家族や友人と一緒に食べる体験は、手作りチュロスならではの醍醐味です。ぜひ自宅でテーマパーク気分のおいしさを体験してみてください。