レジの後ろにある、客が荷物を詰め替える台。
普段何気なく目にしているあの台の名前をご存じでしょうか?
今回はこの台についての雑学をまとめました。
買い物 詰め替える台を何という?
スーパーマーケットなどで買い物したものを袋(マイバック)に入れる作業台の正式名称はサッカー台です。
購入した品物をレジ袋や持参した袋に詰めたり、お店に置いてある段ボール箱などに詰めたりする目的で使用されています。
サッカー台の由来
サッカー台という名前の由来として、次のような説があります。
1.英語で「袋詰め作業をする店員」を「サッカー」というから。
”sack”とは英語で大きくて丈夫な袋のこと。
これに「~をする人」という意味の”er”をつけて「サッカー」とし
『袋詰めをする人』としたサッカーから名付けた、という説があります。
スポーツのサッカーとは関係ありません。
2.「荷作りするための台」という意味の「作荷台」と「サッカー台」が混同されている。
英語の”sacker”(袋詰めをする人)から、日本語で『サッカー』という言葉に対し『作荷台(さっかだい)』という言葉が生まれたという説があります。
欧米のスーパーマーケットではサッカー台のような荷造りの台はなく、レジで会計を済ませてその場で袋に詰める形式が一般です。
こちらの動画にあるようなイメージですね。
店員さんの業務としては日本の方が
「お箸をお付けしますか?」と声をかけてくれたり
わざわざビニールに小分けしてくれたりと接客業務を行う傾向がありますが
欧米の場合は商品をスキャンして決済、と流れ作業的に行う人が多いです。
最近はセルフレジも増えており、自分で買い物をした後にその場で詰めてしまう形式も多くなっていますね。
サッカー台のポリ袋は便利
サッカー台には、買ったものを小分けにしていれるビニール袋やセロハンテープなどを置いてあるお店もあります。
このような専用のロール器具に
ロール巻きのポリ袋を設置しているお店や
箱などで用意しているお店も。
汁漏れの気になる肉・魚類や破損によって汚れやすい卵、果物などを個別に袋詰めしておくと、万一持って帰る途中で汁漏れ・破損が起きても他のものが汚れてしまう心配を防ぐことができます。
ただ、お店側で提供してくれているものとはいえ、必要以上に持っていく行為は望ましくありませんのでご注意くださいね。
まとめ
今回はサッカー台の由来、雑学についてご紹介しました。
近年環境問題からビニール袋を有料化する動きも広がっています。
環境問題に関するディベートの題材をまとめました。
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