今回はねじを回す方向の覚え方についての解説です。
しめるとき・緩める時、かたくて進まないと
『方向が間違っているのかな?』と思うときがありますが
正しい方向を覚えていれば自信を持つことができます。
ペットボトルのキャップ、ビンのふたなども同じ向きです。
ねじ 回す方向の覚え方
以下は、一般的に使われる『右ネジ』の回す方向の覚え方です。
ネジをしめる方向の覚え方
ネジをしめる方向は「右向き」(時計方向)です。
右手を、親指を立てて残りの4本をにぎって
『いいね』
のサインの形にします。
そのまま、親指を下に向けます。
(これは他人に向かって見せてはいけないサインなので、一人でこっそり行ってください。)
そうすると、親指は下を向き、
残りの4本は時計回りの向きになります。
親指の方向がネジの進む向き、
4本の指の方向がネジを回す向きです。
ネジ 緩める 方向
ネジを緩める方向は「左向き」(半時計方向)です。
先ほどと同じように、親指を立てて
『いいね』
の形にします。
この時、親指は上を向き、
残りの4本は反時計回りの向きになります。
親指の方向がネジの進む向き、
4本の指の方向がネジを回す向きです。
ネジを緩める=ネジが止められている部分から上に進んでくる、という覚え方です。
ペットボトルのキャップも同じ向きです。
左ネジ 緩める方向
左ネジを緩める方向は時計回り(右回り)です。
上記で解説したものは
『右ネジ』
についての回し方です。
ネジには『右ネジ』と『左ネジ』があります。
『JIS規格』では
右ねじは軸方向に見たとき,時計回り(右回り)にたどると遠ざかるようなねじ
左ねじは軸方向に見たとき,逆時計回り(左回り)にたどると遠ざかるようなねじ
と定められています。
このため、左ネジを緩める方向は反時計回り(左回り)です。
扇風機のプロペラのように回転するものを固定している場合、
左ネジが使われることがあります。
これは、回転する方向が右回りの場合、1本のねじで軸に対して固定していると
ネジが緩む方向に力がかかってしまうと
ねじが緩んではずれる危険があるためです。
まとめ
右ネジ・左ネジの回し方について解説をしました。
一瞬
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